とある教室の風景6〜アルパカ〜 ■ 真島 16歳 ♂ 一見、普通の高校生だが、じつはロリコンのちょっと危ないやつ。 自分のことをロリコンと公言し、小学生への愛ははかりしれない。 ■ 園田 16歳 ♂ ツッコミが激しくて、ちょと口が悪い。 早合点しやすく、不発ツッコミが多い。 真島「この前、アルパカ牧場ってとこにいってきだんだ」 園田「アルパカ牧場? そんなのあるんだ」 真島「おう、園内全部アルパカだぜ。    これがまたかわいいんだ!」 園田「へ〜、アルパカって普通に日本にはいないよな。    テレビでしか見たことないな〜」 真島「ふわふわもこもこでおとなしいんだぜ〜」 園田「おー、いいな〜」 真島「それでさ、『ふぇ〜』『ふぇ〜』って鳴くんだぜ!」 園田「お、おう……そうか……」 真島「ふわふわもこもこで『ふえぇ』とかたまんねぇよな!」 園田「そ、そうだな」 真島「飼いならして調教したいなあ……ぐふふ」 園田「お、おい、ちょっと待て、お前が言うとなんか犯行のにおいがする……」 真島「何言ってんだよ、アルパカだぜ?    俺が好きな幼女とは違うぜ」 園田「いや、そりゃ分かっているが……」    って、今お前さらっとすごい発言したな」 真島「そうか? お前も好きだろ? 幼女」 園田「いや、別に俺はそんな趣味はないけど……」 真島「いいぜ〜、登校するときのランドセルからった小学生の女の子とか」 園田「そういうもんかあ?」 真島「はあ……お前にはこのロマンは分からんか……」 園田「別に分かりたいとも思わんけどな……」 真島「しかし、またアルパカ牧場行きてぇな〜」    …………今度録音してこようかな、『ふえぇぇ』って声」 園田「待て、どっちだ!?」 真島「ん? そりゃアルパカに決まってるじゃねーか」 園田「そうか、それならよかった」 真島「大人しかったら手をにぎにぎしてみよっかな〜」 園田「待て待て、アルパカだよな?」 真島「当たり前じゃねーか」 園田「だよな、うん、もこもこして気持ちよさそうだよな……」 真島「ぎゅ〜っ、て抱きしめたらどんなにおいするのかなあ……んふふ」 園田「アルパカだよな!? それはアルパカだよな!?」 真島「お前、幼女だっこしたりしたらもう犯罪じゃねぇかよ」 園田「お、おう、そうだな、分かってればいいよ」 真島「……服とか……」 園田「え!? お前、ちょ、アルパカが服着るわけねぇだろ!?    お前どんなコスプレさせる気だよ!」 真島「はあ? 何言ってるの?    服とか作れるらしいぜ、アルパカの毛で」 園田「え? そ、そそそ、そうか……き、着心地よさそうだな……」 真島「アルパカの毛で作った服を幼女に着せてぇなぁ」 園田「もうお前アルパカ牧場には行くなー!」